お詫び
8月のブログ更新から、間があいてしまいました。
楽しみに見ていただけている視聴者の皆様、ごめんなさい。
これからも定期的に書いていきますので、よろしくお願いいたします。

こんにちわ 和菓子職人あんこまんです! 最近、更新できなくてごめんなさい。
和菓子業界を盛り上げるべく奮闘してました。
このブログも発信源として、大事なのにおろそかにしてしまい、ごめんなさい。
今回は、最近の和菓子業界について話すので、少しお付き合いください。
明るい話題とは言えませんが、決して目をそらしてはいけない内容です

和菓子業界がいよいよヤバい
少子化より早い!?和菓子離れ
「紀の国屋、廃業」ニュース詳細(外部リンク飛びます)
皆さんの記憶には薄いだろうが、我々、和菓子に携わるものとしては大ニュースだ。
老舗、大手和菓子メーカーの倒産。。。。
コロナ直撃後の資金繰りがうまくいかなくて倒産したみたいだが、
根本的な原因は、和菓子離れだ。
今、和菓子離れがヤバい。

和菓子業界のヤバい現状と、これから
データ分析の専門誌ではないので、分かっている事だけ簡潔にかいていく。。。。
和菓子の支出は減少傾向⇩洋菓子は伸びる⇧
華やかな洋菓子とは裏に、和菓子人気は減っていく。
和菓子は行事、ハレの日需要が高いが、若い世代ほど認知が薄れていく
ハレの日も、多様化により、和菓子を使わなかったり、洋菓子を起用したりする
の流行は外国由来が多く、和菓子のトレンドは来ない
インド料理や西洋料理が、島国である日本において流行しやすい
家族構成の変化で、孫と祖父母でお菓子を一緒に食べない。機会がない
共働き、独身者の増加により、和菓子と触れ合う機会が少ない
消費者の節約志向。嗜好品である和菓子買わず。買うなら洋菓子。
和菓子の売り上げは上がっているという記事はあるが、値段自体が上がっており、肝心の販売数は減少傾向
和菓子店はほとんど小規模店+後継ぎがいない。
わざわざ大変で地味な和菓子職人になろうとしない。製菓学校の洋菓子・和菓子科のそれぞれの生徒数を見れば格差がすごい。
これらの現状から、打開するために、取り組んでいる若い職人たちもいる
応援していきたい!!!
そして、自分も関わっていきたい。

この数か月、ずっとこの現状を打破したいと試みた
和菓子離れや、閉店ラッシュ、原材料高騰などの問題を解決すべく、
試行錯誤の日々です。
和菓子離れが特にひどいですね。。。
最近、和菓子のトレンドとかブームとかってあります?
そもそも、皆さん和菓子を買いますか?
うちの和菓子店は幸いな事に、お客さんに恵まれ、善良な地域の民が応援してくれているので
なんとか持っています。。。。ありがとうございます。
和菓子とは、私たち日本人の日常に寄り添った菓子であり伝統でもあります。
最近は、インバウンド需要が高まり、外国の方にご好評なのが幸いですね
一方、日本人の間ではイマイチですね。
スーパーの割引棚に大量の和菓子が置いてあるのを見ると悲しくなります。。。。
和菓子を認知させることを本当にちゃんと考えないといけない時期になってます!
現在取り組んでいるのが、
店頭での実演販売を多く行う。即ち、五感を通して、和菓子を知ってもらう。
UBER EATSなどのサービスに加盟し、お手頃な価格帯で提供
メディアやSNSで、トレンドになるように仕掛ける
ブログの更新がない4か月間ずーーーとこのことを考えていました。
まだ、全然、成果が出ておりません。
これからも何かアイデアを考えながら過ごしていきます。
何かあれば報告いたします!
よろしくお願いいたします!

話は変わるけど、今年の「餅」はどうしますか?
実は和菓子屋にとっての「餅」は、最強の稼ぎ頭
こんなことを書いているから、和菓子屋さんに批判されたり、白い目で見れます。(笑)
ですが、実際はもち米を仕入れて、蒸して、搗いて、成形するだけが「のし餅・お供え餅」
生産効率も抜群にいいですよ。
のし餅だったら、1人で1時間に10万円くらい生産できます。
どこの和菓子屋さんも、1㎏1500円位の強気の値段設定ですね。
ほとんどが技術料・加工料としての値段設定だと思います。
蒸す、搗くで高火力の高熱費がかかりますが、それでも原価率10%台?で相当低い。
年末で財布の紐が緩むのと、特別な感じがするので値段が高くても買ってしまうのでしょう。
この稼いだお金で、設備投資したり、新しい研究したりするんだったらいいけど
多くの和菓子屋さんは、そうではないですね。
利益重視で、粗悪なものを作っているとこ、「ありがとう」の一言も言わないとこ
言っちゃ悪いけど、いい加減な店主が多いですよ最近。(笑)
和菓子屋さんが教える、本当に美味しい餅の作り方
原材料費が高騰中!!!! だったら家で作ろう!
ん?和菓子屋なのにそんなこと言っていいのかって?
大事なのは、和菓子屋の利益より、みんなの利益。
そして、和菓子が認知されれば再び、和菓子屋さんも活気づくのです!
⇩和菓子屋さん目線、お客さん目線で考えています♪是非、参考にしてみて下さい⇩
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