知らなきゃ損!圧倒的に差が出る!自宅でもできるよ。和菓子職人が教える豆大福の作り方。

スポンサーリンク

餡の職人が作ったとても美味しい餡です。 あんこまんもおすすめです!

基本が結局美味しいレシピ

私たち日本人なら、一度は食べたことのあるだろう「大福」

驚くほど身近な和菓子で、和菓子屋やスーパーでも買える馴染みの深いものであります。

ですが、家で作ったことのある人はあまりいないのでは?

おはぎや、お餅などは家で作ったりしますが、大福はちょっとハードルが高い。。。

なんて、思っているあなた!



ポイントさえ押さえれば、比較的に簡単にできます!

和菓子屋さんと全く同じようにはできませんが、かなり近づくことは可能です。

私が考えるに和菓子屋さんと一般家庭違いとは以下の3つだけです

① 技術がある。  (包んだり、生地や餡の塩梅を調整できる)
② 短時間でもち米を加熱できる蒸し器(ボイラー)がある。
③ 大福の餅生地を搗く機械がある。

他にも細かい違いなどありますが、

この3点を家庭である程度、克服できれば、かなり和菓子屋さんの味に近づけられます。

その克服方法はこちらです。

① 技術は何回か経験を積めば、ある程度、身に付く。
  よく何年も下積みしないと餡を包んだり、作ったりできないと思われがちですが、
   数回の経験である程度の形にできます。(左利きの私も学校で何回かの実習でコツを掴めました。
  しかも、極端な話、餡は和菓子屋のものを購入すれば、その時点でプロの味です。



② 蒸し器の違いは、効率よく大量生産するわけではないので、
  少量なら家庭の蒸し器や炊飯器でOK。ただし、水加減を注意する必要がある。
  和菓子では、大福という朝生菓子はスピードと効率よく数を作る必要がありますが、
  家庭では自分用なので、多少、時間がかかっても火が通れば全然OK。
  ただし、和菓子屋の蒸し器の方が熱効率などにより良い塩梅になります。



③ もち米を搗く機械がある。ここが最大のポイントで問題点です。
  短時間で米の粒子を潰し、コシを出して、搗き加減と水加減で良い塩梅にする。
  熱が抜けないうちに餡を包む工程に進まなければなりません。
  家に餅をつく、臼や杵などがあれば、手早く搗きまくってください。
  なければ、頑丈な容器に蒸したもち米をいれ、麺棒などで叩きまくってください。
  熱が抜けて、冷めると生地が固くなって餡が包みづらくなるので、手早く行う必要があります。



下記の記事の いちご大福の作り方・ポイントはほぼ同じです。 

大福のポイントを押さえれば、さまざまな応用アレンジができますよ!


「もう買わなくてもいいかも~ 何て思えるかも(笑)」

実際、作っている動画を撮影しました♪

大福を分かりやすく、主観映像でゆっくり包んでいるので、


参考になれば嬉しいです。



家庭でできます!ので 是非、実践してみて下さい。

↑ 作り方のポイントやコツも解説しています♪。柏餅や上生菓子の動画もあるので興味がある方は、

是非、見てください。

スポンサーリンク

和菓子屋のレシピ

※ レシピを見て、先に米と豆を数時間漬けておくが必要あります。

(生地)
 もち米       1合 (150g)
 美味しい水         150g
 岩塩              1g
 ※ もち米150gは先に3時間水に漬けておいてください。
 


(中餡(中にいれる餡))
 お好きな餡       360g 位
 30gの餡玉にして準備しておく。
 餃子を包むように、ヘラで包みたい方は餡玉にしなくてよい。


 ※ 忙しいし、大変だから和菓子屋や市販の餡を購入しても全然OK!だいたい1g/2円で売っています。
  こだわって作りたい方は下記↓の記事を参考にしてみて下さい。


(大福に入れる豆)
 赤えんどう豆(生豆)       50g
 重曹              0.5g

赤えんどう豆の煮方

  1. 豆を水洗いする。

  2. 鍋に水と豆と重曹を加えて、2時間水に漬けておく。
    ★ 重曹は軟らかく煮る為・黒ずむのを防止する為に加える。
    ★ 水に漬けておかないで、煮る(即煮と言う)とやわらかく煮えないことが多い。

  3. 鍋に火にかけて沸騰させる。


  4. 沸騰したら、豆はザルにあけてゆで汁を捨てる。
    新しい水と塩、豆を鍋に加え、再度煮る。
    ★ 水量はひたひたより多めくらい。


  5. 茹で加減は、食べてみて判断。
    あとは、豆をもち生地に加えるだけなので、ここで十分に自分の好きな軟らかさしておくこと。




あんこまん
あんこまん

数ある他サイトのレシピの中から、選んで頂いて本当にありがとうございます。
このレシピは働いていた店のレシピや、既存のレシピを改良したものです。
すごい時短になったり、効率的ではないとところもあると思いますが、 それでもプロが実践していて、美味しくなる理論や科学を基に手間をかけております。
最新の情報ではないこともあるかもしれませんがご了承ください。 また、理論があっていれば、他サイトさんのレシピでもできますので、そちらでも構いません。
何より美味しい和菓子を皆さんに召し上がっていただけたら嬉しいです。

作り方

あんこまん
あんこまん

衛生上の問題から、特別な場合を除き工場に機器が持ち込み厳禁。
その為、画像や動画がないものが多く分かりにくくて、本当ごめんなさい。でも本気で解説していきます。絶対に美味しくて、上質なものができます!

餅生地が搗き終わってからは、冷めないうちに包まなければなりません。
なので、その前にできるだけの準備はしておくこと
です。
餡・赤エンドウ豆の準備は終わらせておく。
場所のセッティングをしておく。(手粉、包む道具、計り、置くところなど)

大福生地)

  1. もち米を洗い、3時間水に漬ける。
    ★ 3時間が完全に吸水される目安。



  2. 炊飯器にもち米と水を加え、おこわモードで炊く。
    家に強力な蒸し器があればそれでもOK。
    ★ 水分量を間違えるとべちゃべちゃの生地になるので注意。



  3. 炊き上がったら、容器や作業台にうつし、
    すりこぎ棒などで叩きまくる。棒に水を軽くつけて生地がくっつかないようにする。
    ★ なるべく生地が冷めないように手早く行う。冷めると生地が伸びなくなり、包みづらくなる
    ★ 米が潰れる前に水を入れすぎると、潰れなくなるので注意。

    ★ 水は一度に一気に加えて、塩梅をとるよりも、杵や臼に付かないように
      数回にわけて加えていった方が餅生地のコシ(弾力)を弱めない。


    ★ 家庭に臼や杵があれば、そちらを使用してください。短時間で米の粒子を潰せれば
      方法は自由です。(ミキサーは慣れていなければやめておこう。処理が超大変)




  4. 家庭では、限界があるので、滑らかにならなくても8割以上、潰れたらOKです。
    ★ 搗きあがった理想の餅生地の温度は45℃くらいです。この先の作業効率がとてもよい。
      




  5. 4に赤えんどう豆を加えて、手でまんべんなく織り込むように、混ぜて下さい。
    ★ ここでは搗かない・米を潰さないこと、豆が潰れるから




  6. 片栗粉の敷いた板や作業台に生地をのせ、片栗粉を手粉にして、生地を30gに分割。
    ★ 慣れないうちは、生地は1つ分割したら、包む工程へ行きましょう。
      いっぺんに全部分割すると生地の冷めるのが早くなるため。
     
     生地が冷めないように、何か蓋をしておくとよい。



  7. 生地に30gの餡を包んで、好きな形にして出来上がりです。
    ★ 実際、仕事では生地に餡をいれてgの計量などは行わず、感覚で仕上げています。
      生地が冷めるのを回避するためです。

大福を包んでいる様子。

私が好きな豆大福が美味しい店 日本三大大福のひとつを紹介します。

松島屋 (東京 泉岳寺)  豆大福   1ヶ 

日本三大大福のひとつである松島屋の豆大福は、やわらかくコシがあって

中の餡は風味が抜群よい。溢れんばかりのたっぷりの粒餡が魅力的。

   

栗蒸し羊羹も日本でおそらく一番美味しいのでこちらの記事も下記に載せておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました