紙を敷くだけ!虎の皮模様が美しい!和菓子職人のどら焼きのレシピと作り方

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餡の職人が作ったとても美味しい餡です。 あんこまんもおすすめです!

基本が結局美味しいレシピ

皆さんは、虎の皮模様のどらやきって見たことありませんか?

だいたいは生地に黒糖が入ってるどら焼きを扱っているお店が多いですね!

ちょっと変わり種だけど、コクがあって結構、若い人にも人気がある。

しかも、黒糖って精製度が低い砂糖なので、ミネラルが豊富なんですよ。

とっても罪悪感があまりない健康に比較的良い砂糖なので、女性にも人気。

そんな黒糖入りの虎の皮模様のどら焼きのレシピと作り方を紹介していこうと思います。




東京では東十条駅にある 和菓子屋 草月さんの 黒松が有名です。

行列ができていて、入手も難しいこともあります。

シンプルながらもとっても美味しい、真面目に作っている感MAXのどら焼きですので、是非、食べてみて下さい。




 

話がそれましたが、普通のどら焼きと大きく違うのは

生地に黒糖が使用されている。(コクが風味が出る。トラ皮模様の色合いを出すため。)

生地を焼くときに鉄板に紙を敷き、その上に流す。

これだけで、虎の皮模様のどら焼きできちゃいます。

しかも、鉄板に敷く紙も、特殊な紙でもなく、普通の藁半紙などでOK。





自宅で簡単なのに、他とちょっと差がでるどら焼きを作っていきましょう!


今回は、生地にみかんジャム、どら餡をサンドします。

生地、餡との相性も抜群で、ジャムの酸味が良い仕事をしてくれてますよ!


もちろん、苦手な方はどら餡だけでも美味しいし、OKです!

プロが作る基本のどらやきの作り方、レシピやポイント、おさらいはこちらを参考にしてみて下さいね ↓

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レシピ  直径8㎝流して40枚。サンドして約20セット分

黒糖入りのどらやきの生地

黒糖         100g
美味しい水       50g
上白糖        120g
全卵         180g
白餡          30g
蜂蜜          30g
味醂          20g
重曹           5g
薄力粉        260g
美味しい水(調整用) 適量

中にサンドするもの

どら焼き餡    適量 (だいたい600~800g)
みかんのジャム  適量

どらやきの餡は市販の粒あんでもOk。
市販の粒あんに重量の10%の砂糖、20%の水を加えて、
火にかけて鍋でしっかり熱を入れて、やや軟らかく練り上げれば、どらやきの餡に最適
だと思います。
こだわりたい方はこちらのどら焼きのレシピにある、どら餡の作り方を参考にしてみて下さい。

用意するもの

ホットプレート、または火の扱いに慣れた方はフライパン。まさかの家にあれば平鍋。

鉄板に敷く紙 (藁半紙 か パトロン紙 か パラフィン紙)
※ セパレート紙はここでは火の通りが悪いのでNG。
※ 任意のサイズにカットしておくこと。

★ 紙のサイズはお任せです。一枚一枚しっかり焼いて、ひっくり返したいなら10㎝の正方形に
  カットした紙を数分用意する。
  手早く5枚分くらいに流して、まとめてひっくり返したいなら、大きめのサイズの紙を敷いて流して

  まとめてひっくり返すと良い。
  ただし、一番初めと最後に流した生地の焼き加減にムラが出るので、注意。

あんこまん
あんこまん

数ある他サイトのレシピの中から、選んで頂いて本当にありがとうございます。
このレシピは働いていた店のレシピや、既存のレシピを改良したものです。
すごい時短になったり、効率的ではないとところもあると思いますが、 それでもプロが実践していて、美味しくなる理論や科学を基に手間をかけております。
最新の情報ではないこともあるかもしれませんがご了承ください。 また、理論があっていれば、他サイトさんのレシピでもできますので、そちらでも構いません。
何より美味しい和菓子を皆さんに召し上がっていただけたら嬉しいです。

作り方

あんこまん
あんこまん

衛生上の問題から、特別な場合を除き工場に機器が持ち込み厳禁。
その為、画像や動画がないものが多く分かりにくくて、本当ごめんなさい。でも本気で解説していきます。絶対に美味しくて、上質なものができます!

  1. 黒糖・水を鍋に入れ、沸騰させないようにして完全に溶かす。
    ★ 黒糖溶けにくいのでは包丁や麺棒などで細かくしておくと溶けやすい。
    ★ 沸騰させると蒸発により、液体量が変わってしまうので沸騰させない。


  2. 1を裏漉して冷ます。
    ★ 熱いまま加えて作っていくと、卵が凝固したり、小麦粉と混ぜたときにグルテンが出る。


  3. 別の器に卵を割り入れて、ホイッパーで軽くほぐし、上白糖を加えて、混ぜる。
    ★ 上白糖を加えたら、手早く混ぜて、フシにならないようにする。
      なおかつ、泡立てないようにして、卵のコシ(粘り・弾力)を切るだけの混ぜでよい。




  4. 3に2を入れて、軽く混ぜる。混ざればよい。


  5. 蜂蜜・味醂・白餡を加え、軽く混ぜる。混ざればよい。


  6. 薄力粉を加えて、ホイッパーで中心から徐々に生地を混ぜる。
    ★ どらやきの混ぜ方と同じ。混ぜすぎてグルテンを出さないようにする。
      少ない撹拌数で、生地を馴染ませ、摩擦により小麦粉のダマをうまく消すことがポイント。


      生地の善し悪しが決まる重要工程です。



  7. 混ざったら、生地を20~30分放置して休ませる。
    ★ 休ませることにより、生地が馴染み安定する。表面の肌理も良くなる。


  8. 10gの水で溶いた重曹を加える。


  9. 水で生地の固さを調整する。器の中で掬って、垂らして「の」字が
    ぎりぎり消えないで書けるくらいの塩梅にする。
    ★ 紙の上で焼成するので火の通りが悪い。なので、どらやきの塩梅よりもすこし軟らかいくらいが良い。




  10. ホットプレート、フライパン、または平鍋を熱し、鉄板温度170℃に調整。
    サラダ油をうすーく敷く。
    (水滴を垂らして、3秒くらい「ジュー」っと音を立てて消える位の温度)
    ★ 油を敷きすぎると、生地の焼いた表面に油痕が残るので注意。


  11. 藁半紙や紙を鉄板の上において、その上に生地を直径8㎝くらいに流していく。
    ★ 紙のサイズはお任せです。一枚一枚しっかり焼いて、ひっくり返したいなら10㎝の正方形に
      カットした紙を数分用意する。
      手早く5枚分くらいに流して、まとめてひっくり返したいなら、大きめのサイズの紙を敷いて流すと良い。
      ただし、一番初めと最後に流した生地の焼き加減にムラが出るので、注意。



  12. 生地表面に気泡が浮かんできたら、紙ごとひっくり返し、裏面も焼く。
    この工程を繰り返す。鉄板にサラダ油を毎回うすーくぬる。
    ★ 紙の上で焼成しているので若干、火の通りが悪く生になりやすい。ある程度焼く。





  13. 裏面が焼けたらOK。板や容器の上に置き、紙の面に水の霧吹きなどで吹きかけて、
    湿らせて剥がしとる。
    ★ 水量は剥がしとれるくらいの量で良い。かけすぎない。


  14. どら餡とみかんジャムをサンドして出来上がりです。
    お好みですが、どら餡3:みかんジャム1 くらいの量の割合だと塩梅良いかもしれません。

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