【うまくいかない人0人説】和菓子屋さんが教える、本当に美味しいだんごの作り方。

スポンサーリンク

餡の職人が作ったとても美味しい餡です。 あんこまんもおすすめです!

基本が結局美味しいレシピ




材料がとてもシンプルなので素材の持ち味が全面的に出ます。

特に、水と上新粉は良質なものを使用してください。









あんこまん
あんこまん

数ある他サイトのレシピの中から、選んで頂いて本当にありがとうございます。
このレシピは働いていた店のレシピや、既存のレシピを改良したものです。

すごい時短になったり、効率的ではないとところもあると思いますが、 それでもプロが実践していて、美味しくなる理論や科学を基に手間をかけております。

最新の情報ではないこともあるかもしれませんがご了承ください。
また、理論があっていれば、他サイトさんのレシピでもできますので、そちらでも構いません。 美味しくて、添加物使わず、正しい和菓子を皆さんに召し上がっていただけたら嬉しいです


同じ餅菓子として、柏餅月見だんごなどがあります。

作り方はほぼ同じですが、気になる方は是非見て下さい。

胴搗きで生地を搗いている様子
スポンサーリンク

レシピ  【和菓子屋さんと全く同じレシピです】

材料の比率は変わらないので、自宅でやる場合はこの1/5の配合がちょうどいいです。

〈生地〉
上新粉  1000g
ぬるま湯  800g




〈みたらしのたれ〉
醤油    100g
昆布水   200g
上白糖   160g
葛粉     25g
水      50g
味醂     30g



〈あんだんごの餡〉
粉末寒天    2g
 水    150g
小豆並餡  500g
白ザラ糖   40g

作り方  約20本分

  1. 上新粉をボールにいれ、ぬるま湯(40℃くらい)を数回に分けて加え、耳たぶの硬さ位に
    なるまでこねる。 
    ※ 60℃~70でこねるともっと弾力がでる。また、熱を加えられるため、蒸し時間を短縮できる。



  2. 水を硬く絞った網布巾の張ったセイロに1の生地を一握り位のサイズにちぎって、立てかけてならべていく。


  3. 強火で圧をかけて30分蒸す。



  4. 臼にいれて、水を加えながら搗く、生地が滑らかになってきたら、水を張ったボールにいれて生地を冷却する。




  5. 芯温が人肌位に冷めたら、再び搗く。
    ※ 熱をもったまま完全に仕上げてしまうと、気化熱により水分が抜けて乾燥し、硬くなるし、
      艶もなく、成形もしづらくなるので、ある程度冷ますことは重要




  6. お好みに硬さであげる。



  7. 水切り(植物性固形油脂)を使用し、生地を1個10gに切り、丸めて1本につき4個刺す。
    ※ 生地を手で餡玉を切るように切るか、細長く伸ばしてへらなどで切る。




  8. 焼くなり、タレ、餡などをつけて仕上げる。
    → みたらしは火床で焼いてから、タレをつける。
    → 餡は、だんごを偏平に伸ばしてからつける。
    ※ すぐに仕上げない場合は硬く絞った布巾を被せるなどして、乾かないようにする。
  • 長く蒸したほうが弾力が出るが、蒸しすぎるとゴムのような生地になるので注意。
  • 蒸さないで搗くと弾力がなくて美味しくない。
新粉をこねて、網布巾にちぎっていれた様子

〈みたらしのたれ〉

  1. 葛粉を水で溶いておく。


  2. 鍋に醤油・上白糖・昆布水を入れて、火にかける。


  3. 2が沸騰したら、火を少し弱めて、1を加え混ぜる。
    ※ 少しずつ混ぜながら加えていかないと、葛粉のダマができる。
    ※ 葛粉は沈殿するので、加える前にかき混ぜておく




  4. さらに加熱して、とろみが出てきたら、味醂を加えて火を消す。
    ※ とろみを出すにはある程度、強火にすること。焦げやすいが木杓子をうまく使って混ぜよう。
    ※ 味醂は風味づけとテリを出すため

〈だんご餡〉

  1. 鍋に粉末寒天を加え、水をいれて火にかける。


  2. 沸騰し溶けたら、白ザラ糖を加える。


  3. 餡を小さくわけて加えていく、適当な硬さで練り上げる。
    ※ 練っている餡を木杓子で落として、鍋をゆすると平らになるくらいの硬さがちょうどよい。
    ※ 軟らかいので、バットや、容器にいれる。
    ※ 硬すぎると餡をまんべんなく平らに塗ることが難しくなる。

材料について

みたらしのタレにおいて、とろみをつけるために片栗粉と葛粉の比較。

 葛粉 →  高価・冷めてからとろみが失われることはない。水に溶けやすい        
が、だまにもなりやすい。


片栗粉 →  安価・冷めるととろみがなくなり、時間の経過ともに水っぽくなる。

粉末寒天は水では完全に溶けない沸騰して溶けたことを確認する。
溶けてないままで、砂糖を加えると砂糖が溶けなくなる。

今回のように餡に熱を加えて、加工する場合は、ある程度の水の量は必要。
水が多いとより熱が伝わりやすく、糖分を餡粒子に浸透させ、離水を防ぎ、日持ちや
味にも影響するので水分量はいろいろ試して把握する必要がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました