人の一生には多くの行事があり、喜びの時、悲しい時も
さまざまな和菓子が使われます。
和菓子には気候風土に培われて生まれてきました。
その土地の文化や風習により、多少の違いがあるのですが、
私たちに日本人にとって
和菓子とは切っても切れない強い結びつきがあります。
改めてみると、こんなにも和菓子が身近な存在であると気づきます。
とはいえ、みんなどうしているのか?大変だけど、全部やっているのかな?
和菓子屋の目線で解説していきたいと思います。
行事や、イベントに身近な和菓子たち
生まれたとき
生後3日目に大きいおはぎを近所に配ります。三つ目のおはぎと言います。
和菓子屋から見ると、このようなことをする人はめったにいません。
子供が生まれたら、そんなことする余裕はありません。昔はどうだったのかな。
お七夜
生後7日の夜をお七夜といって、親族や友人を集めて命名式を行います。
この日はお祝いにお赤飯や、お土産に紅白で鳥の卵に見立てた鶴の子餅を配ります。
たまにお客さんから注文入りますね。けっこうやる人はやるみたいです。
お宮参り
男の子は生後31日目、女の子は33日目に行うのが一般ですが、もちろん子供の体調や母親の体調が
大事なので無理にその日に合わせることはないです。体調が良い時に、母親が子供が抱っこして、その地の氏神様に子供の無病息災を祈願することですね。
この日のお祝いのお返しに鳥の子餅やお目出糖や、引菓子などを配ります。
お宮参りはみんなやるようですが、お返しまではあまり気にしないような気がします。
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